平成23年11月6日
November 6, 2011
塩狩峠 塩狩駅
塩狩温泉の閉鎖された現在、観光シーズンをのぞけば周囲に殆ど人家もなく乗降客は極めて僅かと思われるが、立派な駅舎があった。
長野政雄氏慰霊碑。
明治四十二年二月二十八日夜、塩狩峠に於いて、最後尾の客車、突如連結が分離、逆降暴走す。乗客全員、転覆を恐れ色を失い騒然となる。時に、乗客の一人、鉄道旭川運輸事務所庶務主任、
長野政雄氏、乗客を救わんとして、車輪の下に犠牲の死を遂げ、全員の命を救う。その懐中より、クリスチャンたる氏の常持せし遺書発見せらる。「苦楽静止均しく感謝。余は感謝して全てを神に捧ぐ。」
右はその一節なり。三十才なりき
塩狩峠記念館
三浦 綾子旧宅
以下の二枚は塩狩峠記念館パンフレット