平成23年12月4日
December 4, 2011
白金温泉 湯元白金温泉ホテル
旭川と隣り合う現在の美瑛町旭に<美瑛町発祥の地の碑>がある。兵庫県赤穂の人小林直三郎らが資本金50,000円の合資会社を設立、
当時辺別太と呼ばれていたこの地に土地貸下げの許可を得て入植したのが明治27年9月16日。明治41年乳牛87頭となり牧場経営は一応
の成功をおさめるも、大正二年の大凶作、大正四年の大洪水で氏は旭農場の経営から離れる。
凶作の模様は美瑛町郷土資料館に陳列されている油絵にその悲惨に状況が描かれている。
この地は美瑛発祥の地であり、稲作発祥の地でもある。ブランド米<あさひ娘>は<ななつぼし>のようだ。
辺別川と美瑛川の合流するこの地は現在は豊かな米どころとなっている。
泥壁の納屋と軟石を用いた小さな蔵が現在でも使われていた。何時ごろのものだろうか。
美瑛の街を抜け、美沢の農業地帯を過ぎると後は白金温泉への一本道。
先ずは露天風呂。内湯より僅かに高い温度が保たれている。露天の浴槽は写真にある一つだけだが、湯の鮮度、豪華な岩組み、景観いずれも申し分ない豪華さ。
内湯は一つだけが源泉掛け流しで心持低めの温度設定か。
手前の二つは沸かし湯と水風呂。
内湯からの眺望も絶景。夏場の訪問では新緑が目に飛び込んできたが、今回は純白の雪景色。