平成24年1月22日

January 22, 2012

 

留萌市 神居岩温泉 ホテル神居岩

留萌市内で唯一の温泉。明治時代に発見されていた自然湧出の単純硫黄泉と地下1,200メートルをボーリングしてくみ上げているナトリュウム塩化物泉の二通りの源泉。

勇出漁が少ないので、加温、循環で利用されているようだ。泉質の詳細は表示されていないが、良く温まるのはナトリュウム塩化物泉の効果と思われる。

皇源薬湯の表示の薬湯とあわせて三種の湯を愉しむことができ、留萌市民の憩いの場となっている。

 

留萌市内から国道233号線を数キロ内陸部に進んだ山あいの一軒宿。近代的な施設ではないが、それでも玄関に近い駐車場は満車、大型バスでの来館者グループもあって

賑わいは相当なものだった。何よりも、湯を愉しむ人たちの姿が多かったのが印象的。

 

 

 

 

入館してすぐ右側に無料の履箱があり、その鍵をフロントに預け脱衣場ロッカーの鍵を受け取るシステムになっている。いずれも無料で入館料は500円。

 

 

 

最も大きな浴槽は単純硫黄冷鉱泉の表示がされており、気泡温泉となっていますが、少なくともこの日は気泡温泉ではありませんでした。

硫黄の臭いは感じません。

 

 

 

遮蔽物の必要もない場所ですから、窓から見える山の景観は自然そのものでした。

 

 

 

皇源薬湯の表示の湯を利用している人は多く、多分効能はあるのでしょうが、臭いもなかなかのもので周囲は皇源薬湯の臭いになっていました。

地元の人はこの臭いがないと温泉の気分になれないかも知れませんが、筆者的にはちょいと残念でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

露天風呂ではなく、外に体を冷やすスペースだけがあります。 サウナで熱くなった体を冷やすのには丁度良いでしょう。実際外に出て行く勇者もいました。

 

 

 

ナトリュウム塩化物泉の表示のある浴槽は寝風呂になっています。黄色味を帯びているように思います。残念ながらナトリュウム塩化物泉は寝風呂でなければ利用できません。

 

 

 

うたせ湯、水風呂は温泉ではないようです。

 

 

 

湧出量は少ないものの、冷鉱泉とは言いながら療養泉として認められている温泉のようです。

 

 

 

読み解くのが困難な掲示が。

 

 

 

帰路に深川市サンダカンで石焼かつカレーをいただく。

 

猫舌の人はやめておいたほうが無難でしょう。美味しくいただきました。

夕刻旭川帰着。「そう言えばパコ旭川にも天然温泉があるんだ。」と思い返したところです。でも宿泊以外では利用が難しいようです。

 

 

往路に高速道路沼田インター下車、北竜 旧本願寺駅逓立ち寄り。

 

 

 

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